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コラム

手術雑感 その1 ~私の彼は左利き その1~

皆さんは日本の小説を読む時に、自分の眼が上から下へ、そして自分の頭は右から左へゆっくり動いていくことを感じたことがありますか? (………ほら、そうでしょう?)

一方、英文の本では、左から右へ、そして上から下へ動くことになります(……でしょう?)。

 

日本語の文は、あたかもうなずきながら左方向を見ていき、ページをめくると急に右上方へと頭が動く、つまり、“あ~そうだねそうだね、でもちゃうで! とボケる” というような感じ。

そして英文では、首を左右に振りながら、“Oh no、オ~ノー、ページをめくってオ~マイガッド! と天に祈る” という感じに思えてしょうがありません。

 

このあたりは、脳の各部分のシナプスのつながりと情報伝達物質の発生様式が、日本人と他の国の方々で異なるのでしょうか? 既にこの小生の妄想については何らかの結論が出ていると思いますので、ゆっくりと調べてみようと思います。

最近、外国語試験に一発で合格したせいか、身のこなしの一つ一つが外国人っぽくなってきたと評判のこの頃です(先日の某インタビューで、先生のご出身はと聞かれ、“生まれはニューヨーク” とつい答えそうになってしまいました)。

 

さて、話が飛びますが、何日か前に “不思議だな” って思ったことがあります。

それは、うちの病院秘書の文書の書き方です。

読者の皆さん、今回の題名からもうお気づきですね。なんとなんと私の秘書は “左利き” だったんです。

 

続きます。

病院の中庭からのショットです。