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コラム

63歳還暦オーバー医師 学位取得に挑戦する➈〜最終公開審査会〜

今、14時30分です。院内の食堂でラーメンを食べてきました。塩ラーメンにしようと考えていましたがジャージャー麺にしました。特に理由はありません……。すみません。書くことが浮かばないので、今回はこういう “まくら” で始めさせてください。

 

通りましたよ!

第二回審査会、無事合格しました。でも、よくよく考えてみれば、今まで特に力を注いできた “手術の低侵襲化” を総合的に醸することからできあがった“Thesis”な訳でして、そういった意味では、小生に取りましては集大成みたいなものかもしれません。考えてみれば、不思議に色んなことがつながるものです。これも “インカの野積み” のおかげでしょう。

 

令和2年2月26日、学位取得のための最終公開審査の日がやってきました。最終決戦です。つつじヶ丘北口から “8時ちょうど” の “あの時と同じ三鷹シティバス” に乗って杏林大学三鷹キャンパスに到着、試験会場の基礎医学研究棟 3階会議室へ向かいます。スライドを静かにセットし、心を落ち着ける、あの日と違って雪は降っていない…(あの日とは外国語試験の日とは異なります)。

 

さて、ここで読者の皆さまは、当然、高橋の失敗談もしくは面白談を期待されているのでしょうね? ところがどっこい、プレゼンはけっこう得意なんです。なめちゃあいけやせん。こう見えても、学生時代は軽音楽部のバンマスでリードボーカル、バリバリのロックンローラーでした。自分勝手に陶酔感に浸るのは、実は大得意なんです。相手を号泣させるような人情話しをするのも得意なんです。カラオケで博多の某先生と張り合うくらいの歌唱力も持っています。

 

30分の発表が滞りなく終了しました。その場で合否の判定をもらいます。約5分間、廊下で待たされた(立たされた)後に、”合格です” と告げられました。でもその日は、”永劫の勝ち飯”はスルーしました。まだ10時、いかんせん早すぎます。さて、後は学位授与式を待つだけです。還暦ロックンローラー、いや、還暦外科医の神髄を見せてやろうか!

 

次回は最終稿 ”涙なくしては読めませんの巻” です。

 

筆者です。