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コラム

63歳還暦オーバー医師 学位取得に挑戦する⑦~第一回審査結果~

令和2年1月14日、Thesis論文の審査結果が到着しました。

5人の委員による5段階評価で審査されます。審査項目は独創性や、構成、図表、結果および考察の妥当性および適切性などの9項目で、小生の成績は、それぞれ3.4~4.0点、という結果でした。各項目の平均得点が3点以上の場合に最終の公開審査に進むことができるのですが、残念ながら ”改善の余地があるが概ね妥当” との結論であり、はっきり言えば ”書き直しなさい” という命令でした。

 

各審査委員のコメントでは、文章の流れの論理性に少し難があることをまず指摘されました。おっしゃる通りでした。また、拙著、”榊原記念病院 低侵襲手術書”は公の査読審査を受けていないので、これを主論文としてThesisの内容とすることは、学位審査の規則として認められないとのことでした。これもおっしゃる通りでした(ちょっと不満です)。

 

さてさて、”易に走る外科医” は心から反省しました。今からは “易に流れる” と替えさせていただきます。でもでも、どう書き直しましょうか?

 

次回は ”飽きやすさ外科医、奮闘の巻” です。

 

桑原先生です。