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コラム

63歳還暦オーバー医師 学位取得に挑戦する③ ~学食カツカレーの味~

晴れて7月18日(結果の発表はすでに前日でしたが、電話で結果を聞く勇気は当然ありませんでした)、午後2時に三鷹キャンパス本部棟前の掲示板前に到着する。どうしてこんなに暑いのだろうと思いながら、片目をつぶって掲示板に近づく。そこにあったのは、なんとなんと、燦然と輝く101の数字。改めて両目で見る。101。なんだか他の番号より輝いて見えます。

 

「やった、俺はやったんだ!」(もちろん、ガッツポーズはしていません)。“自己賛美&ご褒美の昼食”をと考え、ロッキーのテーマ曲を口ずさみながらそのまま学食へ向かう(さすがにスキップは遠慮しました)。大学院生になった気分でカツ(勝つ)カレーを注文、なんと380円と激安。確かに、う~ん。という値段相当の味ではありましたが、杏林大学学食のカツカレーは外国語試験攻略の精神的シンボルとして、“永劫の勝ち飯”として今後伝えられることでしょう。令和元年、初夏の長い長い青春の一コマでした。

 

外国語試験から学んだことが一つ、外国語試験を受ける還暦を過ぎた皆さん、“辞書持ち込み可”の場合は、国語辞書も持参された方が良いかもしれません。特に文字の大きいものがいいでしょう。そしてなるべくは若作りの恰好で。今回の学位取得までの“遥かなる、いばらの道”、外国語試験は最も心に残った素晴らしい思い出となりました。人生日々修行です。

 

続きます。

 

榊原の庭にも春が来ました!