Doctor Blog

コラム

暮れも押し詰まりました。


この2枚の写真、2021年12月某日の富士山です。
このように縦長に編集しますと、ついつい必ず思い出してしまうのが、1948年と49年に発行された切手、「見返り美人」と「月に雁」です。

さてそれは半世紀以上も前の小学生の頃、お約束的にありがちな切手収集にハマったことがございまして、ふる里唯一の百貨店アヅマヤの切手売り場に行くのがマッコと楽しみでありました。
田舎小学生の心を鷲掴みにしてしまったのでしょう、その美しさに驚愕したのが見返り美人と月に雁でして、当時の値段はそれぞれ、2500円、3000円だったと記憶しております。もちろん両者とも高嶺の花、購入なんぞ夢のまた夢でございました。
今も残る往年の切手アルバムには、2ページ目に「ビードロを吹く娘」と「写楽」が並んでおります(当時700~800円で何とか購入できたのでしょう)。しかし、1ページ目は未だ空白状態、そろそろ埋めてあげる時期がきたのかと考えております。それにしてもこれらの縦長のフォルム、懐かしさとともに、今でも何故か斬新な感覚がふとよぎるのです。

さてさて読者の皆さん、今年もまた小心(傷心)小児心蔵外科医の妄想ブログ、永いことお付き合い下さいまして誠に有難うございました。相変わらずの賛否両論ではございますが、アクセス数もかなり増えているとの報を頂いております。懲りないブログではございますが、決して懲りずに宜しくお願いたてまつります次第です。
2022年が心蔵病の子どもたち、そして皆さまにとって素晴らしき年になるよう心から祈念いたします。